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2009年4月

2009年4月29日 (水)

米大統領専用機が「グラウンド・ゼロ」を低空飛行 NY市民ら一時パニック

2009.4.28 10:09
27日、ニューヨーク市で米大統領専用機エアフォース・ワンの予備機が低空飛行する様子を撮影した携帯電話の画像(AP)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090428/amr0904281012008-n1.htm
 米ニューヨーク市で27日、2001年9月11日の中枢同時テロで旅客機が突っ込んだ世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」近くをジャンボ機と戦闘機が低空飛行し、目撃した市民が一時パニック状態となった。

 ジャンボ機の正体は大統領専用機「エアフォース・ワン」の予備機と判明したが、テロの記憶にさいなまれている市民は今も多いため、ブルームバーグ市長は連邦政府に対し「無神経だ」と怒り心頭。ニューヨーク市警などが先週、飛行の事前通告を受けながら市長に報告していなかったことにも不快感を示した。

 連邦航空局(FAA)や空軍は、写真撮影や訓練のための飛行だったと説明。ホワイトハウスは27日、大統領専用機の飛行訓練を許可した担当者名で、ニューヨーク市民に苦痛を与えたことを謝罪する声明を発表した。(共同)

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服役中のカルト教祖、手下の信者がヘリで奪還…仏領離島

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090429-OYT1T00117.htm
 【ブリュッセル=尾関航也】アフリカ東海岸沖インド洋上のフランス領レユニオン島で27日、刑務所に収監されていたカルト教団指導者が、手下の教団信者がハイジャックした観光ヘリコプターにより、まんまと脱獄する事件があった。

 AFP通信によると、脱獄したのは、児童への性的暴行の罪で昨年2月から服役していたジュリアーノ・ベルバルド受刑者(27)。同島出身で、地域的なカルト教団を率いていた。

 信者3人は観光客を装って救出劇を開始。ヘリ操縦士に銃を突きつけて刑務所敷地内に着地させ、同受刑者と、服役中だった信者2人を奪還して再びヘリで逃走した。その後、島内の空き地で待機していた車で全員が行方をくらませた。

 レユニオン島は神奈川県ほどの面積で人口は約80万人。操縦士にけがはなく、犯行時の信者らの様子について「いつでも死ぬ覚悟ができているように見えた」と話しているという。(2009年4月29日01時14分  読売新聞)

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2009年4月26日 (日)

操縦室の鍵がない!鹿児島空港で2便欠航

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090426-OYT1T00605.htm?from=main3

 26日午前8時頃、鹿児島県霧島市の鹿児島空港で、種子島空港行きの日本エアコミューター3761便(ボンバルディアDHC8―402型機)操縦室のドアを開ける鍵が、機内の所定の場所にないことに操縦士が気付いた。

 社員らが捜したところ、同9時40分頃、空港内の燃料補給車運転席の足元にあるのが見つかった。この影響で同便を含む2便が欠航した。

 同社によると、鍵がなくなる直前、客室乗務員が所定の場所にあるのを確認していたという。燃料補給車の運転手は「鍵を手にしたことさえない」と話しており、同社が詳しく調べている。

 同社は「このようなトラブルは初めて。原因を究明したい」としている。

(2009年4月26日20時34分  読売新聞)

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2009年4月25日 (土)

松山行きボンバル機、コンピュータートラブルで欠航

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090425-OYT1T00688.htm
 25日午後5時20分頃、大阪(伊丹)空港を離陸した日本エアコミューター松山行き2315便(ボンバルディアDHC8―Q400型、乗客乗員23人)で、エンジンやプロペラに不具合を示すランプが表示された。  同便は伊丹空港に引き返して欠航。同社の発表によると、飛行高度の情報を処理するコンピューターが故障していたという。 (2009年4月25日20時50分  読売新聞)

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2009年4月24日 (金)

羽田空港に鳥探知レーダー設置へ、バードストライク対策で

 

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090423-OYT1T00576.htm?from=main6

 航空機のエンジンが鳥を吸い込み、最悪の場合、墜落の恐れもある「バードストライク」(鳥衝突)の被害を食い止めようと、国土交通省は今年度中に、羽田空港に鳥の群れを探知する専用レーダーを設置する方針を決めた。

 鳥衝突が原因とされる米国のUSエアウェイズ機のハドソン川不時着事故(今年1月)を受けての緊急対策。また、鳥の習性に合った対策を講じるた め、機体に衝突した鳥の肉片などをDNA鑑定して鳥の種類を特定する調査にも乗り出す。いずれも国内初の試みで、航空関係者は効果のほどを注目している。

 国交省によると、昨年中に国内空港で起きた鳥衝突被害は約1240件。このうち、羽田空港は135件で全国トップだった。同空港では、建設中の4 本目のD滑走路が来年10月に供用開始となり、年間離着陸回数が約30万3000回から約40万7000回に増えるため、鳥衝突被害も増えると心配されて いる。

 同省によると、鳥探知レーダーは数キロ先までの鳥の群れをとらえることができるといい、D滑走路を含めた4滑走路の端に、10億円をかけて計5基 設置する予定。レーダーでとらえた鳥の群れの情報は、管制官や航空機の機長、空港の巡回担当者らに伝え、離陸を遅らせたり、鳥を空砲で追い払ったりして被 害を防ぐ。

 鳥衝突被害の約4割は、肉眼で鳥の群れを確認しにくい夜間に発生していることから、レーダーによる鳥衝突対策に期待する関係者は多く、同省では、実効性が確認できれば全国の空港に展開したい考え。

 DNA鑑定による調査は、鳥衝突に遭った機体から鳥の肉片や血液、羽などを採取して鳥の種類を特定するもの。鳥が飛来する時間帯や餌となる動植物 は鳥の種類によって異なり、空港から鳥を排除するには、被害を招く鳥の種類の特定が欠かせない。しかし、これまでは、鳥衝突に遭った機体は航空会社の整備 担当者が肉片などを洗い流してしまったため、国の調査でも鳥衝突事例の約6割が「鳥の種類不明」となっていた。

 国交省「鳥衝突防止対策検討会」委員を務め、羽田空港での鳥衝突に関する調査を続けている環境コンサルタント会社「応用生物」(東京)の橘敏雄代 表は、「レーダーやDNA鑑定は、鳥衝突被害の実態把握には役立つ。ただ、それだけでは被害予防の解決策とはならない。鳥の群れの情報と、地道な空港パト ロールをうまく連携させることが重要ではないか」と話している。(2009年4月24日03時25分  読売新聞)

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2009年4月23日 (木)

空自の緊急発進237回、領空侵犯はゼロ…08年度

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090423-OYT1T00800.htm 

 防衛省統合幕僚監部は23日、2008年度に領空侵犯の恐れのある外国機に対して航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した回数は237回だったと発表した。

 領空侵犯されたケースはなかった。前年度比では70回減っているが、同省は「この5年ほどは増加傾向にあったため、引き続き警戒していきたい」としている。国・地域別では、ロシアが193回と約8割を占め、中国は31回、台湾7回などだった。(2009年4月23日19時40分  読売新聞)

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伊丹の主翼接触事故、直前に気流乱れ…傾き水平に戻そうと

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090423-OYT1T00045.htm?from=main6
 大阪(伊丹)空港で22日、日航機が着陸時に左主翼を滑走路に接触させたトラブルで、直前に気流が乱れて機体が右に傾き、機長らが水平に戻す際に接触したことが、同機を運航するジャルエクスプレスの調査でわかった。

 一方、国土交通省は「機体に重大な損傷を認められない」として、事故につながる重大インシデントには該当しないと発表した。

 同社の発表によると、着陸態勢に入った新潟発のJAL2242便(MD―81型機、乗員・乗客168人)は、高度約30メートルで突然、気流が乱れて機体が右に傾いた。機長らが、水平に戻そうと、操縦桿を操作した際、左に切りすぎたか、風の影響を受けたとみられる。

 同社の調査に対し、機長らは「翼が地面に接触したとは気づかなかった」と話しているという。(2009年4月23日00時21分  読売新聞)

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2009年4月14日 (火)

飛行中にパイロット急死、乗客の操縦で無事着陸 フロリダ

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200904140008.html
 マイアミ(CNN) フロリダ州上空で12日午後、小型双発機が飛行中にパイロットが急死し、乗客が操縦桿を握って管制塔の助けで機体を無事着陸させる映画さながらの出来事があった。米航空交通管制協会は「復活祭の奇跡」と呼び、乗客の冷静な対応と管制官の連携プレーを絶賛している。

同協会によると、小型機は乗客4人を乗せてフロリダ州を発ち、ミシシッピ州ジャクソンに向かっていたが、「高度9000フィートで上昇中」との連絡が管制塔に入ったのを最後に、パイロットからの応答がなくなった。しばらくして別の声で、「パイロットが意識を失った。助けが必要だ」と要請が入った。

この空域を管轄するマイアミ管制塔は、操縦士免許と飛行教官免許を持つ管制官を呼び出して応援に当たらせ、周辺を飛行していた航空機には迂回を指示。小型機の操縦を引き継いだ乗客のダグ・ホワイトさんに自動操縦装置を解除させ、「降下して高度5000を維持してください。落ち着いて。われわれが空港まで誘導します」と呼びかけた。

ホワイトさんは操縦士免許を持っており、約130時間の飛行経験があったが、操縦したことがあるのは単発のセスナ機のみで、それより大きな機体を操縦したことはなかったという。しかし落ち着いた声で「スロットルの設定位置が分からないんだが」と管制官の指示を仰いだ。

機体はフォートマイアーズの空港に向かって下降を開始、マイアミ管制塔から引き継いだ空港の管制塔がホワイトさんに計器の操作を指示し、無事着陸させた。着陸したことにホワイトさん自身が一瞬気付かないほど、スムーズな着陸だった。

ホワイトさんは妻と娘2人とともにルイジアナ州の自宅に戻る途中だったといい、その日のうちに民間機に乗り換えて自宅に向かった。

パイロットは着陸後に死亡が確認された。死因は明らかになっていない。

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機長突然死、乗客が操縦=管制官誘導で無事着陸-米南部

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009041400108
  【ロサンゼルス13日時事】米南部フロリダ州フォートマイヤーズ南郊の国際空港で12日、飛行中に突然死したパイロットに代わり、乗客が管制官の指示に従 い、小型双発機を無事着陸させるという出来事があった。この乗客は20年前に単発機の免許を取得、操縦経験があったという。

 報道によれば、同州 南部の地方空港をたちミシシッピ州に向かっていた5人乗りの小型機が高度3000メートルに差し掛かったところ、パイロットが突然死亡。管制官が同型機に 詳しい知人と連絡を取りながら無線で誘導し、約20分で出発地の北約130キロにある最寄りの空港に緊急着陸した。死因は不明で連邦航空局(FAA)など が詳しく調べている。(2009/04/14-08:59)

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エアーニッポンネット 丘珠撤退、新千歳に移転 函館、釧路など5路線(04/14 07:09)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/158849.html

 全日本空輸(東京)は十三日、子会社のエアーニッポンネットワーク(A-net、東京)が運航する丘珠空港発着の全五路線を新千歳空港に移す方針 を固めた。景気の低迷による需要減などが理由で、道や札幌市にもすでに打診しており、近く正式決定し、二〇〇九年度中にも実施に踏み切る構えだ。

 五路線は、函館、釧路、中標津、女満別、稚内。全路線が新千歳に移された場合、丘珠発着の定期路線は日本航空系の北海道エアシステム(HAC、千歳)が運航する函館、釧路両路線だけになり、空港運営は厳しさを増す。

 不況に加え、競合する鉄道や都市間バスの高速化で、五路線の平均搭乗率は近年減少傾向にある。〇八年度は約58%と六割を切り、採算ラインぎりぎりまで落ち込んだ。

 新千歳に集約後は、東京や関西など主要路線との乗り継ぎ料金を直行便並みに抑えるなど利便性を高め、搭乗率を向上させる。整備拠点も新千歳に集約することで、コスト削減につなげる。

 こうした合理化と顧客の開拓によって、年間七億-八億円の収支改善効果が見込まれる。

 航空業界では昨年以降、燃油価格高騰や、金融危機に端を発した不況による利用者の急減で、不採算路線の見直しが加速。日航と全日空は〇七年度に国内外合わせて三十七路線、〇八年度四十八路線、〇九年度もすでに三十三路線の廃止・減便を実施している。

 全日空グループの道内地方路線は、新千歳発着を子会社のエアーニッポンが、丘珠発着をエアーニッポンネットワークがそれぞれ運航している。 (北海道新聞)

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2009年4月12日 (日)

ANA機、着陸時に後部が滑走路に接触…高松空港

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090412-OYT1T00619.htm?from=top
 12日午前10時40分頃、高松市の高松空港で、着陸しようとした羽田発全日空533便(ボーイング767―300型)の機体後部の部品が滑走路に接触した。

 乗客94人、乗員8人は無事で、同機は20分後に着陸した。機体に損傷はなく、国土交通省高松空港事務所が滑走路を点検したところ、約74メートル、幅15センチの接触跡があったが、離着陸に影響はなく、通常運航を続けた。

 全日空などによると、接触したのは、尻もち事故などで胴体と滑走路の接触を避けるため、着陸時、機体後方の下部から突き出てバンパーの役割を果たす「テールスキッド」と呼ばれる部品。同機は着陸態勢に入った後、気流が強く機体が不安定になるおそれがあるため、再び上昇しようとした際に接触したとみられる。定刻より約2時間遅れの午後2時24分、那覇便として出発した。

 関西航空地方気象台高松空港出張所によると、午前10時37分頃に風速5メートルの北風を観測。風向が180度以上変わる瞬間もあったという。(2009年4月12日22時24分  読売新聞)

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2009年4月 9日 (木)

日航機、引き返した羽田で滑走路に油漏れ、約6時間閉鎖

http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200904080280.html
2009年4月8日22時4分

 8日午後1時半ごろ、羽田空港発三沢行きの日本航空1227便(MD90型、乗員・乗客71人)が離陸直後に油圧の不具合を知らせる計器表示が出たため、羽田に引き返した。主脚を油圧で出すことができず、手動で下ろした。その際、主脚の格納扉が閉まらず、扉の先端のバンパー(ゴム製の緩衝材)が滑走路に接触した。けが人はなかった。

 このトラブルで油がB滑走路に漏れるなどしたため、同空港はB滑走路を午後2時すぎから6時間近く閉鎖した。ほかの2本の滑走路を活用し、ほかの便への大きな影響はなかった。日航便の乗客は、約4時間後に出た後続便に乗り換えるなどした。同社で原因を調べている。

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ドクターヘリ普及促進 自治体負担半額に軽減

http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200904080179.html
 医師を乗せて患者を運ぶ「ドクターヘリ」の導入が加速しそうだ。総務省が運航費に対する特別交付税の財政支援を決め、自治体の負担が年間基準額の約8500万円から半分に軽減される。これまで16道府県にとどまってきたが、「普及の呼び水になる」と期待が高まる。

 総務省は3月、自治体負担分の半分を特別交付税で充てるように省令を改正した。08年度分の3月末から実施し、今年度も続ける方針という。超党派の「ドクターヘリ推進議員連盟」が昨年11月に出した交付税措置の充実を求める決議が直接のきっかけだ。

 これとは別に、厚生労働省は今年度、計24機分の予算を確保した。うち8機分は政府の「重点化枠」だ。補助金はこれまで各都道府県1機分だったが、今年度からは複数機が対象になる。

 ドクターヘリは救命救急センターに常駐し、事故や急病、災害などで要請を受け、医師や看護師を乗せて救急現場に出動する。昨年夏にはフジテレビのドラマも放映され、多くの人に知られるようになった。

 05年4月に札幌に1機導入した北海道は今年度に2機追加し、道東の釧路と道北の旭川に配置する予定だ。京都、兵庫、鳥取の3府県は10年4月に共同運航の開始を目指す。北海道の担当者は「財政が厳しい中で複数機を運航するので追加支援はありがたい」と話す。

厚労省は全国配備を目指してきたが、8年間で16道府県の18機にとどまる。

 川崎医科大の小濱啓次名誉教授は「日本で導入が進まなかったのは、自治体が負担する費用面が大きい」と指摘する。

 今回の措置で自治体の負担は軽くなるが、課題も残る。補助金の基準になる出動回数は年240件で計算されてきたが、07年度の千葉県(687件)や岡山県(475件)のように、基準を上回る自治体も多い。
 上回った分は拠点病院かヘリコプター運航会社、自治体いずれかの負担になる。ヘリ会社出身で日本航空医療学会の西川渉監事は「欧米では年間1千回飛ぶ場合もある。実態に応じた計算方法に見直すべきではないか」と話す。

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2009年4月 4日 (土)

羽田C滑走路延伸へ、深夜など大型欧米便可能に…政府・与党

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090404-OYT1T00731.htm
 政府・与党は、羽田空港のC滑走路(全長3000メートル)を南東の海側に約350メートル延伸する方針を固めた。追加経済対策に盛り込み、2009年度補正予算に調査費を計上する。
C滑走路の延伸によって、深夜・早朝に大型機で欧米便を運航できるようになる。羽田の国際競争力が高まり、ビジネス客の増加や外国人観光客の誘致などによる間接的な景気浮揚効果も期待できる。

 滑走路を延伸しても、空港の敷地は現在のままで、新たな埋め立ては行わない。ただ、滑走路を延ばす部分の地盤改良工事を行う必要があるため、完成までに5年程度かかる見通しだ。

 羽田では、4本目として建設中のD滑走路(全長2500メートル)の運用が始まる10年10月以降、深夜・早朝にも国際便が就航できるようになる。ただ、大型の旅客機が、北米や欧州など向けに燃料を大量に積んだ状態で離陸するには、滑走路の距離が足りないと指摘されていた。(2009年4月4日19時07分  読売新聞)

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「北朝鮮から飛翔体」と誤報…最新鋭ガメラレーダーが原因

 

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090404-OYT1T00493.htm?from=main3
 政府は4日午後0時16分、「さきほど、北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)が発射された模様」と発表したが、5分後に「さきほどの情報は誤り。飛翔体の発射は確認されていない」と撤回し、「誤探知だった」と説明した。

 防衛省によると、千葉県旭市にある防衛省技術研究本部飯岡支所の警戒管制レーダー「FPS―5」が日本海で「何らかの航跡」を探知。これに基づき、ミサイルの発射情報として伝達したことが原因。FPS―5は広域探知可能な最新鋭で、通称「ガメラレーダー」と呼ばれている。同省は探知したものが何だったのか、分析中としている。

 北朝鮮のミサイル発射に対しては、米軍の早期警戒衛星(DSP衛星)が高度約3万6000キロの上空で監視、ミサイルを発射した時の熱(赤外線)を感知する。この情報は米コロラド州の米軍施設から、在日米軍司令部(東京・横田)を経て東京・市ヶ谷の防衛省中央指揮所に伝達される。また、韓国国防省にも米軍から同時に連絡される。さらに今回は、日本海に展開する日米のイージス艦のレーダーと国内3か所に設置された地上レーダーが、発射基地の舞水端里に向けられており、DSP衛星の情報とほぼ同時刻に、ミサイルの発射情報が伝えられることになっている。防衛省の豊田硬報道官は「(DSP衛星の)情報はなかった」としている。

 第一報後、麻生首相は公邸から官邸に移動し、情報収集態勢の強化など3項目にわたる首相指示を発表、官邸連絡室は対策室に格上げされた。その後、誤情報と判明したことを受け、首相指示や対策室設置は取り消された。

 一方、日本の誤情報は外国メディアも振り回した。

 韓国の聯合ニュースはNHKの報道を引用し、4日午後0時21分に、北朝鮮がミサイルを発射した模様と緊急電で報道。5分後に、「日本政府が『情報は不正確だった』と明らかにした」と伝えた。(2009年4月4日14時51分  読売新聞)

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