羽田C滑走路延伸へ、深夜など大型欧米便可能に…政府・与党
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090404-OYT1T00731.htm
政府・与党は、羽田空港のC滑走路(全長3000メートル)を南東の海側に約350メートル延伸する方針を固めた。追加経済対策に盛り込み、2009年度補正予算に調査費を計上する。
C滑走路の延伸によって、深夜・早朝に大型機で欧米便を運航できるようになる。羽田の国際競争力が高まり、ビジネス客の増加や外国人観光客の誘致などによる間接的な景気浮揚効果も期待できる。
滑走路を延伸しても、空港の敷地は現在のままで、新たな埋め立ては行わない。ただ、滑走路を延ばす部分の地盤改良工事を行う必要があるため、完成までに5年程度かかる見通しだ。
羽田では、4本目として建設中のD滑走路(全長2500メートル)の運用が始まる10年10月以降、深夜・早朝にも国際便が就航できるようになる。ただ、大型の旅客機が、北米や欧州など向けに燃料を大量に積んだ状態で離陸するには、滑走路の距離が足りないと指摘されていた。(2009年4月4日19時07分 読売新聞)
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