出雲空港滑走路逸脱、着陸直前の出力調整原因…安全委
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090828-OYT1T00781.htm
島根・出雲空港で2007年12月、日本エアコミューター機(サーブ340B型機、乗員乗客37人)が着陸直後に滑走路を外れたトラブルで、運輸
安全委員会は28日、機長が着陸直前、左右のエンジン出力を大きく変える操縦を行ったことが原因とする調査報告書を公表した。着陸時には通常行わない操縦
とされ、その後のブレーキ操作なども不十分だったとした。
報告書によると、トラブルは07年12月18日に発生。着陸後、滑走路を右側にそれた機体は、誘導路などを約300メートル走って停止。前輪タイヤがパンクするなどしたが、けが人はなかった。
機体は着陸前に横風を受け、機首が右を向いていた。安全委は、機長が機体を滑走路と平行にするため、エンジンの出力調整で対応しようとした際、左右のバランスが崩れ、機体が右に傾いたと判断した。
(2009年8月28日15時02分 読売新聞)
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