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2009年9月12日 (土)

北ア・ヘリ墜落:霧が急に発生 岩場覆い視界悪化

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090912k0000e040046000c.html
防災ヘリコプターが墜落した現場に残る機体のテール部分=岐阜県高山市で2009年9月11日午後、本社ヘリから大西岳彦撮影
防災ヘリコプターが墜落した現場に残る機体のテール部分=岐阜県高山市で2009年9月11日午後、本社ヘリから大西岳彦撮影

 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳(3190メートル)で11日、県防災ヘリコプター「若鮎2号」が墜落し、搭乗員3人が死亡した事故で12日、 現場付近で当時、急に霧が発生していたことが複数の目撃者の証言で分かった。県警捜査本部は、天候の急激な変化が事故につながった可能性もあるとみて慎重 に捜査を進めている。

 県警高山署によると、ヘリは事故当時、20~30メートル上空からロープを垂らしてホバリング(空中静止)。地上では山岳警備隊員らが病死した登山者の遺体の収容袋をロープで結ぶ作業をしていた。

 約1キロ離れた「穂高岳山荘」から作業を見守っていた同山荘オーナー、今田英雄さん(66)によると、霧がかかって作業が見えなくなり、心配に なって現場にいた支配人に携帯電話をかけた直後に事故が起きたという。今田さんは「普段から急にガスが出ることがある。通常はガスが出たらヘリは上空で待 機するが、遺体をつり上げようとした瞬間にガスが出たので離れるわけにいかなかったのだろうか」と推測する。

 地上で収容作業を手伝っていた山荘従業員の男性も「作業中も時折、ガスが岩場を覆って視界が悪くなった」と証言した。

 ◇国交省安全委、聞き取り開始

 一方、国土交通省運輸安全委員会の調査官3人は12日午前10時過ぎ、県警高山署に到着。現場付近の事故直後の映像の解析や、現場にいた県警山岳警備隊員からの聞き取りを始めた。

 悪天候のため、現地調査は延期される見通し。県警は同日午後、操縦士の朝倉仁さん(57)の遺体を司法解剖し、体調に異変がなかったか調べる。【秋山信一、岡大介】

毎日新聞 2009年9月12日 11時55分(最終更新 9月12日 12時56分)

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