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2009年9月14日 (月)

北アの墜落ヘリ、後退し岩に接触?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090913-OYT1T00953.htm

 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で県防災ヘリコプター「若鮎(あゆ)2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、ヘリが不自然な形で後退したことが、テールローター(後部回転翼)など機体の破損を引き起こし、墜落につながった可能性が高いことが13日、国の運輸安全委員会の調べでわかった。

 ヘリは突風にあおられて後退したとみられ、運輸安全委は、機体の破損状況などを詳しく調べる方針だ。

 運輸安全委の調査官3人は13日、墜落現場一帯を上空から視察した。坂本和紀調査官は、墜落現場に残された事故機のテールローターの羽根が一部欠けていた点を指摘。「前方や左右にある障害物と接触した場合、メーンローター(主回転翼)を損傷するのが一般的。今回はテールローターが破損しており、機体が何らかの理由で後退し、岩に接触したとみられる」との見解を示した。

 また、ヘリの乗員が、地上の隊員とヘリを結んでいたワイヤを墜落直前に外した可能性があることも、運輸安全委の調査でわかった。ヘリ側でワイヤを故意に外したか、切った可能性が確認できたという。 
(2009年9月14日03時07分  読売新聞)

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