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2009年9月12日 (土)

救助の隊員、とっさにフック外す

救助の隊員、とっさにフック外す=墜落直前、ロープ揺れ-3人死亡の防災ヘリ事故

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009091200285&rel=j&g=soc

  岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で遭難救助中の県防災ヘリコプターが墜落、3人が死亡した事故で、救助活動に当たっていた県防災航空隊の土田裕次さん (36)が墜落直前、ヘリと自分たちをつなぐロープのフックをとっさの判断で外し、難を逃れていたことが12日、分かった。荻山博之県防災課長が同日午 後、同県各務原市の県防災航空センターで会見し、土田さんの証言を基に事故当時の様子を説明した。
 同課長によると、土田さんは登山中に倒れ死亡 した冨沢薫さん(64)=宮城県山元町=救助のため、高山署員と共にヘリからロープで降下、搬送準備が完了したため、ヘリに無線で連絡した。ヘリが現場上 空に移動し、空中静止(ホバリング)中、近くをガスの塊が通り過ぎるのを目撃した。
 その後、ヘリからのロープをつなぐフックを自分に取り付け、 冨沢さん救出のため最終点検をしていたところ、上空で「バン」という音がした。白いもやではっきりしなかったが、ヘリが横向きになっていたように見え、 ロープが左右に大きく揺れたため、とっさにフックを外したという。
 墜落の様子は、はっきりと見ていないという。(2009/09/12-19:19)


「岩肌から赤い炎」=天候、目まぐるしく変化-目撃の夫妻証言・防災ヘリ墜落

  「岩肌から赤い炎のようなものが上がっているのが見えた」。岐阜県高山市の北アルプスで11日に起きた県防災ヘリコプター墜落事故。登山中に、たまたま現 場に居合わせた愛知県大府市の会社員指原英二さん(39)、陽子(46)さん夫妻は下山後の12日、発生時の状況を振り返った。当時付近の天候は、晴れ間 に急に霧が立ち込めるなど「目まぐるしく変わっていた」という。
 指原さん夫妻は11日早朝、奥穂高岳を目指し山荘を出発。午後、ジャンダルム (3163メートル)付近に差しかかった際、防災ヘリが旋回しているのを目撃した。滑落事故の救助作業だと思っていたら、数時間後には別のヘリが次々と集 結し、計4機が周辺を旋回していたという。
 「これはかなり大規模な事故。ただごとではないな」。陽子さんが周囲を見渡すと「ジャンダルムの岩肌から赤い炎のようなものが上がっているのが見えた」という。
  それでも「遭難者がヘリに自分の位置を知らせるために何かを燃やしているのだろう」と思い、別の山荘に戻ったところで、墜落事故があったことを知った。陽 子さんは「まさかヘリコプターが落ちているとは思わなかった」と驚いた様子で話した。(2009/09/12-17:49)


「ヘリ、頭上斜めに落ちた」=山荘従業員が目撃、顔青ざめ-北ア・奥穂高墜落事故

 「自分の頭上をヘリが斜めに落ちてきた」。北アルプス奥穂高岳で11日、遭難者の救助中に岐阜県防災ヘリコプターが墜落した事故。現場に居合わせ、墜落の瞬間を目の当たりにした山小屋の従業員は青ざめた顔で話したという。
 墜落現場から約1キロと最も近い山小屋「穂高岳山荘」を経営する今田英雄さん(66)によると、事故前に県警から「防災ヘリの様子を見に行ってほしい」と要請があり、山荘の支配人(37)と従業員(30)が遭難現場に向かった。
 現場の「ジャンダルム」は、奥穂高と西穂高を結ぶ標高3163メートルの稜線(りょうせん)。険しい岩場が続く難所中の難所で、滑落などの遭難が多発し、過去にはヘリの墜落事故も。この日は晴天で視界が良く、救助に当たるヘリが山荘から見えたという。
  しかし、午後3時20分ごろ、突如としてガスが発生、ヘリが飲み込まれ、稜線ともども今田さんの視界から消えた。約5分後には「言葉では言い表せないよう な異常な音がし、一瞬大きな音がした後、プロペラ音が聞こえなくなった」と、今田さんは振り返った。(2009/09/11-19:52)

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