羽田にノッポな新管制塔 高さ115m、世界3位
http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY200910290464.html
2009年10月30日17時7分 asahi.com
新しい管制室は現在の管制塔(右中央の塔)を見下ろせる高さだ=29日午後、東京・羽田空港
羽田空港(東京都大田区)の新しい管制塔が完成し、報道陣に内部が公開された。4本目の滑走路ができるのに先駆け、来年1月12日から使用する。高さ 115.7メートルは国内最高だった成田空港の管制塔(87.3メートル)を上回り、国土交通省によると世界でも3番目の高さだ。
新管制塔の建設費は、塔内の管制機器も含めて約62億円。管制室内は360度見渡せるように柱がなく、現在の管制塔(77.6メートル)も見下ろせる。阪神大震災クラスの揺れでも吸収して室内の最新機器を守る免震装置も採用した。
現在の管制塔では約4キロ離れた新滑走路(建設中)の航空機の位置関係が見えにくくなるため、約300メートル南の駐車場跡地で06年12月から建設を進めてきた。現在の管制塔は緊急時や訓練用として当面残す。
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