« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月10日 (火)

JAL機サウジで故障、VIP足止め 分乗ANAは帰国

http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200911100002.html

 日本時間の9日午前5時前、住友化学がチャーターした日本航空(JAL)のジャンボ機(乗客61人)が、サウジアラビアのジッダ空港で離陸直前に故障し、帰国できなくなった。
 もう1機チャーターされていた全日空(ANA)のジャンボ機(乗客79人)は先に同空港を出発し、無事に帰国した。
 JALとANAによると、2機は住友化学がサウジアラビアの化学プラントなどを視察するため、財界の関係者ら百数十人を乗せて6日に日本を出発。招待客の多くは「VIP扱い」で、ファーストクラスとビジネスクラスを利用するため、ジャンボ2機を手配していたという。
 一行の約半数を乗せたJAL機は9日朝、離陸のために滑走路に向かう途中でエンジン制御システムの不具合が発覚。ANA機は約30分前に飛び立っていた。
 ライバルに差をつけられた形となったJAL関係者は、「経営再建で信頼回復が大事なときに、情けない」。乗客は1日滞在を延ばし、定期便でロンドンを経由して帰国する。JAL副社長らが成田空港で出迎え、謝罪する予定だ。
(asahi.com)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

滑走路2本から同時離陸、成田での導入検討

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091109-OYT1T01037.htm
 成田空港の発着回数を大幅に増やすため、成田国際空港会社が2本の滑走路から同時に離陸する「同時平行離陸方式」の安全性について専門調査会社「マイター社」に調査を委託し、同社が「問題なし」とする結果を出したことが9日、わかった。

 空港会社から報告を受けた国土交通省は、新方式導入を容認するか今月中に結論を出す方針。

 空港会社によると、現在はA滑走路(4000メートル)とB滑走路(2500メートル)から離陸する航空機が十分な距離を保つよう、両滑走路の離 陸許可に時間差を設けている。空港会社は年間発着回数を現行の20万回から30万回に拡大することを目指しており、新方式導入が必要としている。マイター 社は「2本の滑走路が2・5キロ離れており、安全面で問題はない」と結論付けた。

 国交省によると、新方式を導入した場合、2機が接触する危険を避けるため、進行方向が外側へ15度開くように飛ぶ国際ルールがあり、これに従えば 騒音地域が広がる。ただし、安全性が確保できれば、各国が独自ルールを決められる。国交省が新方式を容認すれば、国交省と空港会社で新たな飛行コースと騒 音被害予測図を作成し、地元自治体などに提示する。

 マイター社は、航空機の安全運航などの調査研究が専門で、米軍や欧州の空港からも委託を受けている。

(2009年11月9日23時08分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 5日 (木)

日航、来年6月までに16路線廃止

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091105-OYT1T01102.htm?from=top
200911057967601l
 公的管理下で再建中の日本航空は5日、国内線8路線、国際線8路線の計16路線を2010年6月までに順次、廃止すると発表した。

 企業再生支援機構の関与の下で策定中の再生計画に盛り込むことにしており、同計画では計45路線前後の廃止を打ち出す見通しだ。

 中部―釧路など4路線は、他社便の運航がなく、廃止後は別の空港での乗り継ぎなどが必要になる。また、神戸空港からは日航便が姿を消す。

 不採算路線での運航をやめて収益性を高めるねらいで、日航は、16路線の廃止による赤字削減効果を年間71億円と見込んでおり、廃止に伴い人員約200人の配置転換などを検討する。

 さらに、静岡空港と札幌、福岡を結ぶ2路線、松本空港と札幌、伊丹、福岡を結ぶ3路線も、地元との協議を経て廃止を正式決定する見通しだ。

 09年度に入り、日航は既に12路線の廃止を発表している。5日発表の16路線と、静岡、松本両空港の計5路線を加え、33路線となる。
(2009年11月5日21時52分 読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »