航空一般

2009年9月20日 (日)

ブルーインパルス飛行で動物パニック…浜松

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090919-OYT1T01203.htm
 浜名湖立体花博の開幕を盛り上げるため、航空自衛隊ブルーインパルスが開幕前日の18日と19日に会場上空を飛行した際、隣接する浜松市動物園の動物の一部がパニック状態になった。

 動物園によると、18日正午前後にブルーインパルスが園の上空を試験飛行した際、ゴリラ1頭とオランウータン2頭がごう音でおびえ、獣舎に閉じこもった。食事ものどを通らず、19日朝の編隊飛行後も屋外に出なかったため、終日観覧を見合わせた。ダチョウとシマウマは、19日の飛行の際、運動場を突然走り回るなどパニック状態になった。

 渥美雄一園長は「花博は市を挙げてのイベントだから、アクロバット飛行が駄目だとは言わないが、一部の動物は神経質なので配慮がほしかった」と語り、花博を主催する浜松モザイカルチャー世界博2009協会に19日に抗議したことを明らかにした。同協会は「情報が錯綜(さくそう)し、飛行時間を誤って伝えてしまった。申し訳ない」と陳謝した。
(2009年9月20日11時05分  読売新聞)

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2009年8月24日 (月)

米の高速道に小型機、車3台衝突…軽傷1人

カリフォルニア州の高速道に不時着した小型機=AP

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090824-OYT1T00374.htm

 【ニューヨーク=吉形祐司】米CNNテレビによると、カリフォルニア州サンタバーバラ近郊の高速道路に23日、夫婦2人が乗った小型飛行機が緊急着陸し、走行中の車3台に次々と衝突、車に乗っていた1人が軽いけがをした。

 小型飛行機は単発機で、飛行中にエンジンが停止し、緊急着陸の際、車2台に衝突してスピンした後、さらに別の1台に機体後部が当たったという。小型飛行機はロサンゼルスからサンタバーバラに向かっていた。

(2009年8月24日11時10分  読売新聞)

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2009年8月10日 (月)

NYで小型機とヘリ衝突、4人死亡・5人不明

小型機とヘリが衝突、墜落したハドソン川での捜索活動=ロイター
NY上空の衝突・墜落事故でハドソン川を捜索する警察官たち=ロイター

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090809-OYT1T00455.htm

 【ニューヨーク=吉形祐司】米ニューヨークのマンハッタン西側を流れるハドソン川上空で8日正午(日本時間9日午前1時)ごろ、イタリア人観光客を乗せた観光用ヘリコプターと小型飛行機が空中衝突し、両機は川に墜落した。

 AP通信によると、9日朝までに4人の遺体が収容され、5人が行方不明となった。ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は「(搭乗者の)生存は見込めない」と述べた。在ニューヨーク日本総領事館によると、邦人が乗っていたとの情報はない。

 事故当時の天候は良好で、米国家運輸安全委員会(NTSB)などが原因を調べている。記者会見した市長によると、ヘリには操縦士と5人のイタリア 人旅行客の計6人、小型飛行機には操縦士と乗客2人の計3人が搭乗していた。ヘリはマンハッタンのヘリポートを離陸直後、ニュージャージー州の空港を離陸 した小型機と衝突した。

 川沿いの公園で衝突を目撃した露天商のジャハンギル・アラムさん(49)は「両機がともに針路を変えた直後、飛行機の翼にヘリが接触し、翼が折れた。ボンという音がした」と話した。

 マンハッタンを一望できる観光ヘリは、日本人客にも人気がある。

(2009年8月10日01時37分  読売新聞)

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2009年8月 9日 (日)

NYで小型機とヘリ衝突、3人死亡・6人不明

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090809-OYT1T00455.htm?from=top

【ニューヨーク=吉形祐司】米ニューヨークのマンハッタン西側を流れるハドソン川上空で8日正午(日本時間9日午前1時)ごろ、イタリア人観光客を乗せた観光用ヘリコプターと小型飛行機が空中衝突し、両機が同川に墜落、3人の遺体が収容され、6人が行方不明となった。

 ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は「(搭乗者の)生存は見込めない」と述べた。在ニューヨーク日本総領事館によると、邦人が乗っていたとの情報はない。

 米国家運輸安全委員会(NTSB)などが原因を調べているが、現場近くで記者会見した市長によると、ヘリには操縦士と5人のイタリア人旅行客の計6人、小型飛行機には操縦士と子供を含む2人の計3人が搭乗していた。ヘリはマンハッタンにあるヘリポートを離陸直後、ニュージャージー州のティーターボロ空港を離陸した小型機と衝突した。遺体の身元は不明。
(2009年8月9日13時25分  読売新聞)

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2009年7月26日 (日)

滑走路誤進入の伊丹、赤色灯導入前倒しへ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090725-OYT1T00024.htm
 大阪(伊丹)空港で23日、日本航空グループのジャルエクスプレス機が管制官の許可を得ずに滑走路に進入したトラブルを受け、国土交通省は24 日、滑走路への誤進入の危険を、誘導路や滑走路上の赤色灯でパイロットに知らせるシステムを同空港に前倒しで導入する方向で検討に入った。

 このシステムは「RWSL」(滑走路状態表示灯)と呼ばれ、航空機が出す電波によって各機の位置を特定し、滑走路に誤 進入しようとしている航空機の進行方向にある赤色灯を自動的に点灯させて危険を知らせる仕組み。パイロットが無線での管制とのやり取りを聞き間違えること が多いことから、交信内容を取り違えた場合でも、誤進入を最終段階で防ぐ狙いがある。

 米国ではダラス空港やサンディエゴ空港で試験導入されており、米連邦航空局(FAA)は昨年、22空港に拡大する方針を示した。日本でも、 2007年以降続発している管制トラブルを受けて国交省が導入を決め、羽田、伊丹、福岡の3空港で今年度から整備計画をスタートさせているが、今回のトラ ブルで伊丹空港での運用開始を当初予定の11年度半ばよりも前倒しする検討作業を始めた。

 伊丹空港は2本の滑走路が並行しており、ターミナルビルの外側にあるB滑走路に到着した便は、内側のA滑走路を横切ることになる。同様の誤進入は07年9月にも発生しており、空港の構造上の問題も指摘されている。

(2009年7月25日06時31分  読売新聞)

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2009年7月15日 (水)

軽飛行機、電気トラブルで緊急着陸…名古屋

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090715-OYT1T00743.htm
 15日午後4時20分頃、愛知県豊山町の県営名古屋空港で、電気系統のトラブルで緊急着陸しようとした軽飛行機が、車輪が出ているのかが確認できずに上空を旋回。

 午後5時40分頃に車輪が出ているのを確認して、無事着陸した。乗っていた2人にけがはないとみられる。

 中部空港事務所によると、軽飛行機は同日午後3時15分ごろ、岡山県の岡南飛行場を出発、埼玉県桶川市のホンダエアポートに向かっていた。伊勢湾上空で電気系統にトラブルが発生、目的地を名古屋空港に変更したという。

 同空港では緊急着陸に備えて、消防車が待機するなど、一時は緊迫した空気に包まれた。
(2009年7月15日18時04分  読売新聞)

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2009年6月21日 (日)

補助金でまかなえないドクターヘリ運行費…同乗ルポ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090621-OYT1T00195.htm?from=main5

 医師を乗せて事故や災害の現場に急行する「ドクターヘリ」を導入している全国18の病院のうち、12病院で国が想定する出動回数を大幅に上回り、公的な補助金だけでは運航費をまかなえていないことがわかった。

 2001年4月に国内に初めてドクターヘリが導入されてから8年余り。普及に向けた課題を探るため、救命救急の最前線をルポした。

 「野田、交通外傷。野田、交通外傷」――。6月9日午後0時28分、千葉県印旛村の日本医大千葉北総病院のドクターヘリ運航管理室に、同県野田市の消防本部から出動要請が入った。

 現場は30キロほど先の同市内。20代の女性がマイクロバスにはねられ、頭に大けがを負った交通事故だった。松本尚医師(47)と星島洋子看護師(29)が病棟から呼び出され、ドクターヘリに走り込む。要請から3分後、ヘリは現場へと出発した。

 「事故の状況は?」。機内では松本医師が無線で現場と連絡を取り合う。13分後、ヘリが現場から数百メートルの小学校の校庭に着陸すると、女性が救急車から機内に運び込まれた。頭部の出血が激しく、意識もほとんどない。松本医師と星島看護師はヘリが飛び立つと、容体を確認しながら点滴を施し始めた。

 二十数キロ離れた筑波メディカルセンターに降り立ったのは、午後1時9分。出動要請から約40分、事故発生から約50分というスピード搬送だった。

 同市内には、高度な救命救急にあたる「3次救急病院」がなく、救急車だと筑波メディカルセンターまで40分ほどかかる。女性は当日中に意識を取り戻したが、事故の処理にあたった野田警察署の幹部は「負傷したのは頭部。搬送に手間取っていたら危険だったかもしれない」と指摘する。

 同病院がドクターヘリを導入したのは01年10月。08年4月に全面施行された特別措置法では、1病院あたりの出動回数を年240回と想定し、国と自治体から年間一律に1億7000万円が補助されるようになった。しかし同病院の昨年度の出動は全国最多の663回。240回を超える出動の費用数千万円は運航を請け負う「朝日航洋」が負担する。「公益性と将来性を見込んで始めたが、このままでは続けられない」。同社の担当者はそう訴えた。

 ドクターヘリが01年4月に全国で初めて導入されてから、昨年度は16道府県の18病院で5635回出動した。うち1181回が交通事故への出動で、交通事故死者減少の一因ともされているが、日本航空医療学会によると、1病院あたりの平均出動回数は313回で、12病院で国の想定する240回を超えた。

 岡山、静岡両県でドクターヘリを運航する「セントラルヘリコプターサービス」は昨年度、約1億4000万円の持ち出し。6病院のドクターヘリを運航する「中日本航空」も、うち1病院から超過分の一部を補填(ほてん)してもらっているが、「それでも赤字」と頭を抱える。

 運航会社でつくる全日本航空事業連合会ヘリコプター部会では年240回という出動の想定を見直すよう国に求めており、厚生労働省は「来年度以降、見直しも含め検討する」としている。

 ドクターヘリを巡ってはヘリポートや格納庫の整備のほか、医師の育成といったソフト面の課題も山積している。こうした問題点を話し合おうと、NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」(理事長・国松孝次元警察庁長官)が今月27日、東京都内でシンポジウムを開催する。問い合わせは同ネットワーク(03・3264・1190)へ。(関俊一)
(2009年6月21日03時20分  読売新聞)

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2009年5月11日 (月)

東シベリアでヘリ墜落、イルクーツク州知事ら4人が死亡

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090511-OYT1T00270.htm
 【モスクワ=緒方賢一】インターファクス通信によると、ロシア東シベリアのイルクーツク州で10日、墜落したヘリコプターが発見され、同州のイー ゴリ・エシポフスキー知事など乗客ら4人が遺体で収容された。同知事は9日午後、州内視察のため、ヘリでイルクーツクを出発後、音信不通となっていた。

 墜落したヘリは米国製の新型の機種で、捜査当局が墜落の状況を調べている。

(2009年5月11日10時15分  読売新聞)

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2009年5月 2日 (土)

大阪・八尾空港で小型ヘリ不時着、搭乗の2人けがなし

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090427-OYT1T01002.htm
 27日午後3時半頃、大阪府八尾市の八尾空港で、大阪航空(大阪府八尾市)所属の2人乗り小型ヘリコプターが、離着陸訓練中、滑走路脇の芝生に不時着した。

 機体の一部を損傷したが、搭乗していた男性機長(71)と男性訓練生(69)にけがはなかった。同空港は、機体を駐機場へ運ぶため、約20分間、A滑走路を閉鎖した。国土交通省運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を同社に派遣し、原因を調べる。

 同空港事務所と大阪航空などによると、2人は同日午後2時40分頃から、同空港のA滑走路(東西約1・5キロ)を使って離着陸を繰り返していた。約50分後、訓練生が操縦し、高度約120メートルから着陸しようとした際、エンジンが停止していることに機長が気づき、衝撃を避けるためにA滑走路南側の芝生に緊急着陸したという。

 同社によると、2003年製造の米国製「ロビンソンR22Beta型」(全長約8メートル80、重量約370キロ)。3月末の点検時に異常はなかったという。

 同社所属の同型のヘリは2007年10月、堺市で南海電鉄の線路上に墜落、男性操縦士と乗客の2人が死亡している。
(2009年4月27日22時06分  読売新聞)

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2009年4月14日 (火)

飛行中にパイロット急死、乗客の操縦で無事着陸 フロリダ

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200904140008.html
 マイアミ(CNN) フロリダ州上空で12日午後、小型双発機が飛行中にパイロットが急死し、乗客が操縦桿を握って管制塔の助けで機体を無事着陸させる映画さながらの出来事があった。米航空交通管制協会は「復活祭の奇跡」と呼び、乗客の冷静な対応と管制官の連携プレーを絶賛している。

同協会によると、小型機は乗客4人を乗せてフロリダ州を発ち、ミシシッピ州ジャクソンに向かっていたが、「高度9000フィートで上昇中」との連絡が管制塔に入ったのを最後に、パイロットからの応答がなくなった。しばらくして別の声で、「パイロットが意識を失った。助けが必要だ」と要請が入った。

この空域を管轄するマイアミ管制塔は、操縦士免許と飛行教官免許を持つ管制官を呼び出して応援に当たらせ、周辺を飛行していた航空機には迂回を指示。小型機の操縦を引き継いだ乗客のダグ・ホワイトさんに自動操縦装置を解除させ、「降下して高度5000を維持してください。落ち着いて。われわれが空港まで誘導します」と呼びかけた。

ホワイトさんは操縦士免許を持っており、約130時間の飛行経験があったが、操縦したことがあるのは単発のセスナ機のみで、それより大きな機体を操縦したことはなかったという。しかし落ち着いた声で「スロットルの設定位置が分からないんだが」と管制官の指示を仰いだ。

機体はフォートマイアーズの空港に向かって下降を開始、マイアミ管制塔から引き継いだ空港の管制塔がホワイトさんに計器の操作を指示し、無事着陸させた。着陸したことにホワイトさん自身が一瞬気付かないほど、スムーズな着陸だった。

ホワイトさんは妻と娘2人とともにルイジアナ州の自宅に戻る途中だったといい、その日のうちに民間機に乗り換えて自宅に向かった。

パイロットは着陸後に死亡が確認された。死因は明らかになっていない。

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