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2009年7月26日 (日)

滑走路誤進入の伊丹、赤色灯導入前倒しへ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090725-OYT1T00024.htm
 大阪(伊丹)空港で23日、日本航空グループのジャルエクスプレス機が管制官の許可を得ずに滑走路に進入したトラブルを受け、国土交通省は24 日、滑走路への誤進入の危険を、誘導路や滑走路上の赤色灯でパイロットに知らせるシステムを同空港に前倒しで導入する方向で検討に入った。

 このシステムは「RWSL」(滑走路状態表示灯)と呼ばれ、航空機が出す電波によって各機の位置を特定し、滑走路に誤 進入しようとしている航空機の進行方向にある赤色灯を自動的に点灯させて危険を知らせる仕組み。パイロットが無線での管制とのやり取りを聞き間違えること が多いことから、交信内容を取り違えた場合でも、誤進入を最終段階で防ぐ狙いがある。

 米国ではダラス空港やサンディエゴ空港で試験導入されており、米連邦航空局(FAA)は昨年、22空港に拡大する方針を示した。日本でも、 2007年以降続発している管制トラブルを受けて国交省が導入を決め、羽田、伊丹、福岡の3空港で今年度から整備計画をスタートさせているが、今回のトラ ブルで伊丹空港での運用開始を当初予定の11年度半ばよりも前倒しする検討作業を始めた。

 伊丹空港は2本の滑走路が並行しており、ターミナルビルの外側にあるB滑走路に到着した便は、内側のA滑走路を横切ることになる。同様の誤進入は07年9月にも発生しており、空港の構造上の問題も指摘されている。

(2009年7月25日06時31分  読売新聞)

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2009年6月21日 (日)

補助金でまかなえないドクターヘリ運行費…同乗ルポ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090621-OYT1T00195.htm?from=main5

 医師を乗せて事故や災害の現場に急行する「ドクターヘリ」を導入している全国18の病院のうち、12病院で国が想定する出動回数を大幅に上回り、公的な補助金だけでは運航費をまかなえていないことがわかった。

 2001年4月に国内に初めてドクターヘリが導入されてから8年余り。普及に向けた課題を探るため、救命救急の最前線をルポした。

 「野田、交通外傷。野田、交通外傷」――。6月9日午後0時28分、千葉県印旛村の日本医大千葉北総病院のドクターヘリ運航管理室に、同県野田市の消防本部から出動要請が入った。

 現場は30キロほど先の同市内。20代の女性がマイクロバスにはねられ、頭に大けがを負った交通事故だった。松本尚医師(47)と星島洋子看護師(29)が病棟から呼び出され、ドクターヘリに走り込む。要請から3分後、ヘリは現場へと出発した。

 「事故の状況は?」。機内では松本医師が無線で現場と連絡を取り合う。13分後、ヘリが現場から数百メートルの小学校の校庭に着陸すると、女性が救急車から機内に運び込まれた。頭部の出血が激しく、意識もほとんどない。松本医師と星島看護師はヘリが飛び立つと、容体を確認しながら点滴を施し始めた。

 二十数キロ離れた筑波メディカルセンターに降り立ったのは、午後1時9分。出動要請から約40分、事故発生から約50分というスピード搬送だった。

 同市内には、高度な救命救急にあたる「3次救急病院」がなく、救急車だと筑波メディカルセンターまで40分ほどかかる。女性は当日中に意識を取り戻したが、事故の処理にあたった野田警察署の幹部は「負傷したのは頭部。搬送に手間取っていたら危険だったかもしれない」と指摘する。

 同病院がドクターヘリを導入したのは01年10月。08年4月に全面施行された特別措置法では、1病院あたりの出動回数を年240回と想定し、国と自治体から年間一律に1億7000万円が補助されるようになった。しかし同病院の昨年度の出動は全国最多の663回。240回を超える出動の費用数千万円は運航を請け負う「朝日航洋」が負担する。「公益性と将来性を見込んで始めたが、このままでは続けられない」。同社の担当者はそう訴えた。

 ドクターヘリが01年4月に全国で初めて導入されてから、昨年度は16道府県の18病院で5635回出動した。うち1181回が交通事故への出動で、交通事故死者減少の一因ともされているが、日本航空医療学会によると、1病院あたりの平均出動回数は313回で、12病院で国の想定する240回を超えた。

 岡山、静岡両県でドクターヘリを運航する「セントラルヘリコプターサービス」は昨年度、約1億4000万円の持ち出し。6病院のドクターヘリを運航する「中日本航空」も、うち1病院から超過分の一部を補填(ほてん)してもらっているが、「それでも赤字」と頭を抱える。

 運航会社でつくる全日本航空事業連合会ヘリコプター部会では年240回という出動の想定を見直すよう国に求めており、厚生労働省は「来年度以降、見直しも含め検討する」としている。

 ドクターヘリを巡ってはヘリポートや格納庫の整備のほか、医師の育成といったソフト面の課題も山積している。こうした問題点を話し合おうと、NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」(理事長・国松孝次元警察庁長官)が今月27日、東京都内でシンポジウムを開催する。問い合わせは同ネットワーク(03・3264・1190)へ。(関俊一)
(2009年6月21日03時20分  読売新聞)

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2009年4月29日 (水)

米大統領専用機が「グラウンド・ゼロ」を低空飛行 NY市民ら一時パニック

2009.4.28 10:09
27日、ニューヨーク市で米大統領専用機エアフォース・ワンの予備機が低空飛行する様子を撮影した携帯電話の画像(AP)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090428/amr0904281012008-n1.htm
 米ニューヨーク市で27日、2001年9月11日の中枢同時テロで旅客機が突っ込んだ世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」近くをジャンボ機と戦闘機が低空飛行し、目撃した市民が一時パニック状態となった。

 ジャンボ機の正体は大統領専用機「エアフォース・ワン」の予備機と判明したが、テロの記憶にさいなまれている市民は今も多いため、ブルームバーグ市長は連邦政府に対し「無神経だ」と怒り心頭。ニューヨーク市警などが先週、飛行の事前通告を受けながら市長に報告していなかったことにも不快感を示した。

 連邦航空局(FAA)や空軍は、写真撮影や訓練のための飛行だったと説明。ホワイトハウスは27日、大統領専用機の飛行訓練を許可した担当者名で、ニューヨーク市民に苦痛を与えたことを謝罪する声明を発表した。(共同)

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服役中のカルト教祖、手下の信者がヘリで奪還…仏領離島

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090429-OYT1T00117.htm
 【ブリュッセル=尾関航也】アフリカ東海岸沖インド洋上のフランス領レユニオン島で27日、刑務所に収監されていたカルト教団指導者が、手下の教団信者がハイジャックした観光ヘリコプターにより、まんまと脱獄する事件があった。

 AFP通信によると、脱獄したのは、児童への性的暴行の罪で昨年2月から服役していたジュリアーノ・ベルバルド受刑者(27)。同島出身で、地域的なカルト教団を率いていた。

 信者3人は観光客を装って救出劇を開始。ヘリ操縦士に銃を突きつけて刑務所敷地内に着地させ、同受刑者と、服役中だった信者2人を奪還して再びヘリで逃走した。その後、島内の空き地で待機していた車で全員が行方をくらませた。

 レユニオン島は神奈川県ほどの面積で人口は約80万人。操縦士にけがはなく、犯行時の信者らの様子について「いつでも死ぬ覚悟ができているように見えた」と話しているという。(2009年4月29日01時14分  読売新聞)

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2009年3月 9日 (月)

トム・クルーズさんが来日、家族とヘリで東京に

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090309-OYT1T00417.htm

 

俳優のトム・クルーズさんが8日、最新作「ワルキューレ」のPRで、約3年ぶりに来日した。

 クルーズさんは、妻で女優のケイティさん、娘のスリちゃんを伴って自家用機で成田空港に到着。さらに成田空港からヘリで赤坂のアークヒルズに向かった。

 屋上のヘリポートに降り立ったクルーズさんは待ち構えていた大勢の取材陣に、「寒い中、出迎えてくれてありがとうございます。『ワルキューレ』の プロモーションで、大好きな日本に戻ってくることができとてもうれしく思います。ヘリコプターでのフライトはすごく楽しかったよ!」 とあいさつした。(2009年3月9日12時34分  読売新聞)

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