航空事故

2009年10月31日 (土)

鹿児島空港に小型機が胴体着陸、滑走路を閉鎖

http://www.asahi.com/national/update/1030/SEB200910300008.html
 asahi.com
 30日午後3時半ごろ、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)で1人乗り小型機が胴体着陸した。胴体着陸したのは航空大学校(宮崎市)所属機の訓練機。同空港管制によると、航空大学校の男性訓練生(25)が操縦していたが、けがはなかった。同空港は滑走路を一時閉鎖。事故から約4時間後の午後7時26分、閉鎖を解除し運航を再開した。計31便が欠航した。

 同空港事務所や航空大学校によると、小型機は、プロペラ単発のビーチクラフト式ボナンザA―36型機。機体は滑走路(3千メートル)の南端から600メートル付近で停止した。計3本ある車輪はすべて出ていない状態だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月12日 (月)

不明グライダー、操縦の会社員救助…北海道・美瑛

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091012-OYT1T00396.htm
不明グライダー、操縦の会社員救助…北海道・美瑛

 北海道美瑛町で11日から行方不明となっていたグライダーが12日午後、同町の美瑛町滑空場から東へ約15キロ離れた山あいで自衛隊ヘリに発見された。

 操縦していた札幌市厚別区上野幌3の5、会社員狩野雅さん(56)の生存も確認された。

 北海道警旭川東署によると、滑空場周辺を捜索していた自衛隊ヘリが12日午前11時過ぎ、狩野さんのグライダーから発信された無線の救出要請信号をキャッチ。正午頃に山あいで機体を発見した。狩野さんは同ヘリに救助され、旭川市内の病院に搬送された。狩野さんは救助前に自衛隊ヘリとの無線交信で「けがはない。自力で下山中」と話していた。

 狩野さんは11日午後2時40分頃、1人用のグライダーで同滑空場を離陸。約1時間後に無線で仲間と交信したのを最後に連絡が途絶えていた。
(2009年10月12日13時40分  読売新聞)

---------------
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091011-OYT1T00662.htm
美瑛でグライダー行方不明

 11日午後5時30分頃、北海道美瑛町美沢の美瑛町滑空場から、「男性1人の乗ったグライダーが行方不明になった」と道警に通報があった。

 道警は墜落した可能性もあるとみて同滑空場付近を捜索している。

 旭川東署や美瑛航空協会によると、行方不明になっているのは、札幌市厚別区上野幌3、会社員狩野雅さん(56)。狩野さんは全長約6メートルの1人用グライダーに乗り、午後2時40分頃に同滑空場を離陸。約1時間後に無線で「滑空場の東約8キロ、高度約2250メートルを飛行中」と連絡してきたのを最後に交信が途絶えた。予定では同滑空場の半径約9キロの範囲を飛行することになっており、道警がヘリコプターで捜索したが、発見できなかった。道警は12日早朝に現地対策本部を設置し、自衛隊の協力を得て捜索を再開する。
(2009年10月11日21時23分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハイチ:国連機墜落、PKO活動中の11人死亡 

http://mainichi.jp/select/world/news/20091011k0000m030019000c.html

 カリブ海のハイチ南東部の山岳地帯で9日、同国に駐留する国連平和維持活動(PKO)国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)のウルグアイ機 が墜落。国連によると、乗っていた11人全員が死亡した。墜落の原因は不明。AP通信などによると、乗っていたのはウルグアイ人とヨルダン人。ドミニカ共 和国との国境付近で警備活動を行っていたが、消息が途絶えたため、別の航空機が捜索。墜落を確認して救援隊を送ったという。

 MINUSTAHは、2004年に右派民兵組織の武装蜂起によって当時のアリスティド大統領が出国に追い込まれたことを受けて、同年からハイチに駐留。現在は約9000人の要員がいる。(共同)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月11日 (日)

小型機が誘導路に誤って進入、徳島空港閉鎖

徳島空港の使用禁止誘導路へ誤進入し、動けなくなった自家用小型機=読売ヘリから土屋功撮影
使用禁止の誘導路の先は舗装が途切れている=読売ヘリから土屋功撮影

 11日午前11時頃、徳島県松茂町の徳島空港で、自家用小型プロペラ機(パイパー46型)が着陸後、駐機場に向かう途中で使用禁止の誘導路に誤って進入し、動けなくなった。

 機首が地面に衝突、プロペラなどが破損したが、操縦していた男性機長にけがはなく、油漏れなどもなかった。この影響で空港は閉鎖となり、羽田便が欠航するなどしている。

 国土交通省徳島空港事務所によると、小型機は八尾空港を離陸し、徳島空港に着陸した直後。徳島空港は長さ2000メートルの滑走路を2500メートルに延長する工事中で、現場の誘導路は撤去のため立ち入り禁止にしていたという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月10日 (土)

松山空港で小型機が胴体着陸 操縦士「車輪出し忘れ」

asahi.com 2009年10月10日18時59分

 10日午後3時半ごろ、松山市の松山空港の滑走路に、2人乗りの小型機が、胴体着陸した。同空港事務所によると、けが人はいない。この影響で、松山空港は滑走路を閉鎖し、日本航空と全日空の計10便の欠航が決まった。

 同事務所によると、小型機はパイロットと乗客の男性2人が乗り込み、同日午後2時13分に和歌山県の南紀白浜空港を離陸し、松山空港を目指していた。予定通り、午後3時36分に松山空港へ着陸しようしたが、車輪が出ておらず胴体着陸したという。

 同事務所によると、胴体着陸後、パイロットは「車輪を出し忘れた」と話しているという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月28日 (月)

海自輸送機オーバーラン、水田に突っ込む…下関

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090928-OYT1T00600.htm

 28日正午過ぎ、山口県下関市松屋本町の海上自衛隊小月航空基地で、着陸時に輸送機(YS―11型機)が滑走路(1200メートル)をオーバーランした、と県警に通報があった。

 県警などによると、輸送機はフェンスを突き破り、滑走路から約100メートル離れた敷地外の水田に突っ込んで停止した。けが人はいない。輸送機は海自厚木基地所属。
(2009年9月28日14時20分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月27日 (日)

岐阜県防災課、ヘリ機長に県警の制止伝えず

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090926-OYT1T00208.htm
 北アルプス奥穂高岳で、登山者の救助活動をしていた岐阜県防災ヘリコプター「若鮎(わかあゆ)2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、県防災課が、県警からの再三にわたる出動中止要請を同機の機長だった朝倉仁操縦士(当時57歳)に伝えていなかったことがわかった。

 県が25日、記者会見を開き、詳細な出動経緯を明らかにした。

 武藤鉄弘・総務部長は会見で、同課職員らが現場となった北アルプスの急峻(きゅうしゅん)な岩場「ジャンダルム」や、「ロバの耳」付近の地形などについての知識が乏しかったことも認め、「山岳救助に対する認識が甘かった」と述べた。

 県などによると、事故当日の今月11日午後1時34分、高山市消防本部から県防災航空センターに「奥穂高岳で登山者の男性が心肺停止状態」と通報があり、朝倉操縦士らは出動準備を開始。

 同センターから連絡を受けた県警航空隊が情報を収集した結果、「(現場の標高や地形から)山岳地帯の救助経験がない県防災ヘリでは無理」と判断し、同隊員が若鮎2に乗り込んだ朝倉操縦士に「離陸を待つように」と依頼した。

 しかし、朝倉操縦士は「消防から正式な救助要請が来ているので待てない」として、午後2時9分頃、出動した。

 県警はその後も同センターや県防災課に対し、「危険な現場なので県警に対応させてほしい」「県防災ヘリを戻せ」などと再三、連絡したが、同課は朝倉操縦士に県警の警告を伝えないまま、「すでに離陸しているので、朝倉操縦士が判断する」と回答していた。

 また県は、ヘリの出動後、朝倉操縦士に救助が可能かどうかを問い合わせることもなかったという。

 県警からの警告を操縦士に伝えていなかったことについて、武藤部長は「通常、県警との協議は事前に行っており、出動後に県警から中止要請を受けた今回のようなケースは珍しい。(防災課職員らは)現場の判断に任せっきりだったと思う」と説明した。県は、県警との協議が適切だったかどうか、引き続き調査する方針。
(2009年9月26日09時21分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月20日 (日)

「実績ない」県警の反対押し切り出動…墜落の防災ヘリ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090919-OYT1T00478.htm
 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で、登山者の救助活動をしていた県防災ヘリコプター「若鮎(あゆ)2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、県防災航空隊が県警航空隊の反対を押し切って出動していたことが、県と県警の調べでわかった。

 県警などによると、県防災航空隊は、11日午後1時半頃、長野県から「心肺停止の遭難者がいる」との119番通報の転送を受け、出動準備を開始した。

 一方、県側から連絡を受けた県警航空隊は、県防災ヘリが北アルプスでの出動実績がないことなどから、県警ヘリを出動させる準備を行った。

 当日、県警航空隊の隊長と副隊長は愛知県の会議に出席していたが、救助要請の知らせを聞き、愛知県警ヘリで県警航空隊に急行。県側には待機するよう要請したが、県側は「待てない」と回答。同2時10分頃、単独で若鮎2を出動させたという。県警は若鮎2出動後も、救助機の交代を県に要請したという。

 横井篤副知事は18日、県警の反対を押し切って出動したことに関して、「職員の記憶が微妙なところもある。職員から話を聞き、なるべく早い時期に発表したい」と答えた。

 県警は19日、ヘリの運航を管理している県防災課と県防災航空センターを業務上過失致死容疑で捜索した。
(2009年9月19日11時46分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月14日 (月)

3000m級で初救助…ヘリ墜落、経験不足影響か

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090914-OYT1T01023.htm?from=main5
 乗員3人が死亡した岐阜県防災ヘリコプターの墜落事故で、墜落した「若鮎(あゆ)2」と、操縦士の朝倉仁さん(57)が、標高3000メートル級の北アルプスで遭難者をつり上げる山岳救助を行った実績がないことが、県の調べでわかった。 県によると、若鮎2は1997年の運航開始以来、38件の山岳救助を実施。このうち2008年10月、乗鞍岳の2700メートル地点に着陸したのが、最も標高が高い場所での作業で、朝倉さんは副操縦士として参加した。制御が難しいホバリング(空中停止)での救助活動では、07年11月に恵那山の2100メートルで実施したのが最も高い地点だった。この時は朝倉さんが操縦士を務めた。

 標高が高い山岳地帯では、急激な天候の変化や気圧の低下でヘリの性能が下がるため、豊富な経験が必要とされる。県は今回、同機を出動させたことが適切だったか判断するため、出動経緯の把握を急いでいる。

 一方、岐阜県警は14日、事故後初めて捜査員約10人が墜落現場に下りて機体の残骸(ざんがい)などの実況見分を行った。この日は事故当時、現場で救助活動をしていた高山署員も同行し、墜落状況を説明した。

 また、運輸安全委員会も、事故機が接触した「ロバの耳」といわれる岩場を上空から視察。調査官らは岩場に約15メートルまで近づいたが、事故の痕跡は確認できなかったという。
(2009年9月14日21時31分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北アの墜落ヘリ、後退し岩に接触?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090913-OYT1T00953.htm

 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で県防災ヘリコプター「若鮎(あゆ)2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、ヘリが不自然な形で後退したことが、テールローター(後部回転翼)など機体の破損を引き起こし、墜落につながった可能性が高いことが13日、国の運輸安全委員会の調べでわかった。

 ヘリは突風にあおられて後退したとみられ、運輸安全委は、機体の破損状況などを詳しく調べる方針だ。

 運輸安全委の調査官3人は13日、墜落現場一帯を上空から視察した。坂本和紀調査官は、墜落現場に残された事故機のテールローターの羽根が一部欠けていた点を指摘。「前方や左右にある障害物と接触した場合、メーンローター(主回転翼)を損傷するのが一般的。今回はテールローターが破損しており、機体が何らかの理由で後退し、岩に接触したとみられる」との見解を示した。

 また、ヘリの乗員が、地上の隊員とヘリを結んでいたワイヤを墜落直前に外した可能性があることも、運輸安全委の調査でわかった。ヘリ側でワイヤを故意に外したか、切った可能性が確認できたという。 
(2009年9月14日03時07分  読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)